4A.M. Happy Mondays.

今日は1日で映画デーなんですが、全く映画館に行く気分にはなれませんでした。単に見たい映画がないのと、ちょうど一日中遊び倒した後である、というのがその理由でしょうか。『8月過ぎたら残業は一切なし。あっても30分』ということで、今日は30分のみの残業であがって、8時前に帰れるかなと思いつつも、結局家に着いたのは8時半でしたが、それでもその時間は先週ならまだ職場にいた時間です。


もうおもしろ過ぎて何から書いていいのかわからないくらい面白くって、もうどうやって伝えたらいいのかわからないくらい面白かった、みたいに意味もなく面白かったことを無理に強調してみましたが、だめ押しでもう一回。それくらい面白かったです。なんのことかというとFujiRockのことです。


はっきり行って、FujiRockに行くということに関しては全く、期待していませんでした。10周年とか言ってるけど、僕のFujiRockはProdigyが出たときからポロポロと少しずつ崩れはじめ、UnderWorldが雨のグリーンステージに現れたときに見事なまでに消え去っています。それ以後はあまり楽しかった思いでが記憶にありません。それは自分が見てきたFujiRockと、実際のFujiRockのギャップに適応できなかったからなんですが、そもそもその頃は上手く日本社会に適応することができませんでしたから、楽しくなかったのはFujiRockに限ったことではなかったのですが。


なんであんなに面白かったんだろう。いつもそこで会ってた友達にまた会えた、っていうのももちろんある。あと、それほど混んでなかった、っていうのが大きいと思う。全く人ごみによる不便を感じませんでした。それはでかい。あとはやっぱり音楽。ハズレがなかった。いや、全くなかったわけではないけど、それは元々そんなもんだろうとわかってたから計算に入りません。


ベストアクトは(日曜日のみの一日参加ですが)、朝になるまでてっきり小野リサになるもんだと思ってたんですが、夜が明けた頃にそれはマンチェスターからやってきた、ただのチンピラ集団に更新されてしまいました。午前4時のHappy Mondays


僕が満員のホワイトステージを通り過ぎてグリーンステージに着いた頃、ちょうどあの映画のタイトルにもなった歌が流れてて、肝心のハピマンは遥か遠くの豆粒状態。しかも思った以上に客が入ってる。その曲を終えるといったんステージからメンバーは消え、『Do you want some more?』と散々煽っておきながら、『あとでDJやるから来い』とだけ言って、そのまま彼らはステージには戻ってきませんでした。なんじゃそりゃ!?『そうとう酔っぱらっているので、”More”はありません』とアナウンスが流れると、そこにいた人達はみんな、アンコールを待っていたワクワク感をどうすればいいのかわからず、しばらくしていつものPowerToThePeopleが流れてやっと(かなり強引に)収まりがついたようでした。


その"More"が午前4時にはじまったのかどうかは、肝心のライブを見てない僕にはわかりません。本編のライブはいったいどんな感じだったのでしょうか。一曲だけ聴くだけならまぁ良かったけど。ただ、午前4時に突如として現れたあの幸福感は奇跡だった。と言いたくてたまりません。あそこにいた人ならきっとわかると思います。僕が一人でニヤニヤしながら踊ってて、ふと後ろを振り返るとみんなニヤニヤしながら踊ってました。当初アナウンスされていたのは『Bez DJ Set』なんだけど、BezはDJやらずに兎に角煽る、煽る、煽る。煽る。煽る。ステージはMondays大集合。大げさかもしれないけど、『ハシエンダ、っていうのはこういう場所だったんじゃないかな。』と思ってしまいました。実際にはレッドマーキーハシエンダになるにはクリーンすぎるんですがね。そんなことはいいにして、(Second)Summer of Loveがそこにはありました。


まぁこれくらいにしましょう。どうせ何書いたってたかがしれたもんです。他にもいろいろ書きたいことはあるんだけど、一気に沢山書いたところで、読む方だって疲れるし、書く方はもっと疲れる。